社内に頼れるCAEの先生がいて、困ったときにすぐ相談できる環境があるなら心強いですよね。でも、会社の規模が小さいと、教育体制が整っていなかったり、指導者がいなかったりすることも珍しくありません。そんなときはソフトウェアベンダーのサポートを受けながら試行錯誤している企業も多いんです。
ただ、それだけだとどうしても視野が狭くなりがち。そこで役立つのが「異業種交流の場」。他社のCAE技術者とつながれるコミュニティに参加すると、同じような課題に取り組んでいる仲間と情報交換ができたり、新しいアイデアや工夫を知れたりします。お互いに切磋琢磨しながら成長できるので、スキルアップのスピードもぐっと加速します。
こうした交流の場は、単なる勉強会やセミナー以上に価値があって、「自分も頑張ろう!」とモチベーションを高めてくれる貴重な機会になります。CAEは一人で黙々とやるイメージが強いかもしれませんが、仲間と一緒に学ぶことで楽しさも広がるんです。
CAE懇話会
特定非営利活動法人
CAE専任技術者が比較的多く集まるコミュニティー。大学の先生方も参加されておりアカデミックな内容も多い。
「解析塾」という名の教育プログラムがあり、材料力学や有限要素法の基礎から実践的な解析まで幅広く学べます。
関西、関東、中部、北陸、東北、中四国の6つの地区に分かれて各々が特徴ある活動を定期開催している。
特に参加資格は必要なく、会員登録後の年会費もリーズナブル。
SBD利用技術研究会
(株)構造計画研究所が完全サポートの体制で運営されています。
SBD(Simulation Based Design)のコンセプトの基、設計者でありCAEを実施する技術者が多く集まる。
東日本、中部、西日本の3つのエリアに分かれて活動しています。
会員登録や参加費用が必要なく、構造計画研究所のユーザーでなくても参加可能で敷居が低い。
設計管理研究会
特定非営利活動法人、昭和36年7月に発足した現存するコミュニティーの中で最も歴史が古い。
設計・開発業務の業務革新(CAD/CAE等含)、生産性向上、人材育成など広範なテーマで活動中。
関西(KEAC)と東京(TEAC)の2つの地区に分かれて活動中。
テーマが幅広く、3D設計やCAE技術の他、PDM/PLMデータ管理の知識も獲得できる。
地域密着型CAE/CAX研究会
計算工学会の中に組織されている分科会のような立ち位置
計算工学で繋がる産と公と学」略して「繋産公学(ケイサンコウガク)」を合言葉にした研究会
計算工学会への学会入会がマストではない。
会を構成するメンバーの特質上、公設試と大学関係者が圧倒的に多く、アカデミックな内容が多い。
まだまだ他にも狭い専門技術に特化したコミュニティーなども多く存在しますが、上記の1~3は、仲間を見つけるに適した場であり、是非とも参加をお薦めします。



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